パルス信号測定で優れた S/N比を実現: MF-BOX ボックスカーアベレージャ

ボックスカーアベレージャが、MFLI ロックインアンプで利用できるようになりました!!

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実績ある技術・保証された性能

Zurich Instrumentsでは、UHFLI 600 MHz ロックインアンプ向けに、史上初となる同期デジタル型のボックスカーアベレージャ・オプションUHF-BOXを販売し、業界標準のデジタルボックスカーアベレージャとして地位を築いています。

トリガで制御のゲートウィンドウを使う、従来のアナログ式のボックスカーアベレージャとは異なり、弊社のボックスカーアベレージャは、デジタルデータ処理を用いてほぼ理想的な矩形のボックスカーウィンドウを実現。加えて、ゲートウィンドウを内部発振器の位相に同期させることにより、従来問題となっていた、トリガのタイミングや幅のジッターを大幅に改善できます。

数々の実験で実証されたこの技術を、より幅広いユーザーにお届けするために、MFLIロックインアンプ向けにMF-BOX ボックスカーアベレージャーオプションの提供を開始しました。これにより、パルス測定でのS/N比の向上が見込める高性能ボックスカーアベレージャを導入しやすくなりました。

製品のハイライト

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MF-BOX ボックスカーアベレージャー

  • 1個のボックスカーユニット(最大 500kHz/5MHz 繰り返しレート)
  • 入力は、電圧と電流を選択可能。
  • 取得デッドタイムゼロ
  • ベースライン抑制機能を備えた完全差動測定
  • 1回~100万回の平均期間
  • ロックインアンプ、ボックスカーアベレージャー、その他のツールの同時動作
  • Python、MATLAB、LabVIEW、C、.NET での API プログラミングコントロール
163.7万円(税別)から

表示価格はMFLI 500 kHzロックインアンプとMF-BOXオプションの組み合わせのメーカー希望小売価格です。他にインストール費用等がかかる場合があります。

お客様のアプリケーションを教えてください

新しいボックスカーアベレージャを使って、お客様のパルス信号測定をレベルアップしませんか?当社のアプリケーション・サイエンティストとの、電話やWebベースでのご相談を受け付けております。また、下にボックスカーアベレージャを使ったアプリケーションページとビデオをリストアップしましたので、ぜひご参考にしてください。

ウェビナー

周期的な信号を分析する場合、正確で意味のある結果を得るためには、最適な測定方法を選択することが重要です。このウェビナーでは、ロックインアンプとボックスカーアベレージャという二つのパワフルなテクニックの基礎理論を掘り下げ、良い手法を選ぶための判断材料となる、それぞれの長所、短所、科学的背景を紹介しています。

お客様の成功事例

Zurich Instruments のロックインアンプをお使いのお客様の事例をご紹介します。

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Zurich Instruments 社のデジタルロックインは、共振質量センサーに関する私のプロジェクトにとって非常に役立っています。ロックイン検出や位相同期回路といった測定手法は数十年前から知られていましたが、実装と設定がこれほど容易になったことはありません。

インタビュー全文を読む

Tomás Manzaneque García

Tomás Manzaneque García

Assistant Professor at TU Delft
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MFLI は単なるロックイン アンプではありません。付属のテストおよび測定ツールは画期的なものです。

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Ying He

Ying He

National Key Laboratory of the Harbin Institute of Technology
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MFLI は当社の主力ロックイン アンプであり、小さな信号の高精度、低ノイズ測定に日常的に使用されています。

インタビュー全文を読む

Philip Moll

Philip Moll

Max Planck Institute for Chemical Physics of Solids